善意通訳災害時活躍を 9県の団体、岐阜市でブロック大会

2019年10月14日 08:12

通訳ガイドらが課題を語り合ったSGGブロック大会の分科会=13日午後、岐阜市長良、長良川うかいミュージアム

通訳ガイドらが課題を語り合ったSGGブロック大会の分科会=13日午後、岐阜市長良、長良川うかいミュージアム

 ぎふ善意通訳ガイドネットワーク(河合雅子会長)と日本政府観光局(JNTO)が主催し、中部・北陸信越地方9県の善意通訳団体が集まる「第3回SGGブロック大会」が13日、岐阜市長良の長良川うかいミュージアムで始まった。初日は分科会があり、災害時に通訳ガイドが担う役割などをテーマに課題を語り合った。14日まで。

 善意通訳は、まちで困っている外国人を見掛けた時などに語学力を生かして助ける活動で、JNTOは外国人が各地を安心して旅行できるよう普及を推進している。大会には約100人が参加した。開会式で、河合会長は「集いを良きグローバル社会の構築につなげたい」とあいさつ。古田肇知事は「訪日客の増加で、皆さんの出番はますます増える」と期待を示した。

 分科会では、高山市海外戦略課の畑尻広昌課長が、災害時に対応できる通訳者を事前に募り支援してもらう登録制の「緊急対応コミュニケーションサポーター制度」など市の取り組みを報告した。参加者は交通機関が止まった場合の案内などを引き合いに「絵や平易な日本語を交えた伝わりやすい情報発信が必要」「普段から緊急時の役割分担を決めておく」といった解決策を出し合った。在住外国人との関係づくり、伝統工芸体験など新たな観光への対応についても議論した。

 14日は実地研修として、岐阜市の川原町の散策などを通して地元の伝統産業に触れる。


カテゴリ: 政治・行政