県美術館改修で3企画展同時開催 11月3日オープン

2019年10月17日 08:42

大規模改修工事に伴い拡幅された南門=岐阜市宇佐、県美術館

大規模改修工事に伴い拡幅された南門=岐阜市宇佐、県美術館

 11月3日にリニューアルオープンする岐阜市宇佐の県美術館で、県が1年がかりで進めてきた初の大規模改修工事がほぼ完了した。新たに正面玄関となる南門の間口が6メートルから15メートルに拡幅され、開放感のある正門が姿を現している。館内は展覧会スペースが3会場に増えることから、初日から三つの企画展を開催する。

 工事は約25億円をかけて実施。空調機器の更新に加え、照明の発光ダイオード(LED)化や展覧会の会場を従来の2会場から一つ増やすなど館内レイアウトを一部変更。展示室出入り口に自動扉を設置し、通路の段差も解消するなどした。美術館ホールには総合案内所「ナンヤローネステーション」を置き、相談係を常駐させる。

 改修を機に、同館は基本理念を「美とふれあい、美と対話する」から「美とふれあい、美と会話し、美を楽しむ」に改める。新ビジョン実現のため、美術館の楽しみ方を広げる役割を担うスタッフ「アートコミュニケーター(愛称・~ながラー)」を育成する計画で、3日から募集を開始する。活動拠点となる「アートコミュニケーターズルーム」も新設し、キッズコーナーや授乳室を併設する。

 3日は午前9時45分から庭園で開場式があり、同10時から館内への案内が始まる。所蔵品展「ETERNAL IDOL(エターナル アイドル)」(12月20日まで)、休館中に館外で実施したアートプロジェクトを紹介する企画展「セカンド・フラッシュ」(来年1月5日まで)、美術と教育をテーマにした企画展「イメージする力、生きる力」(同)を同時オープンさせる。会期中は観覧無料。

 3日は県図書館でも名誉館長で女優の紺野美沙子さんの朗読会など、さまざまな行事が計画されている。


カテゴリ: おでかけ