自慢のへぼの巣競う 伝統の味「ヘボ飯」も

2019年10月28日 15:41

 貴重なタンパク源として重宝されてきたヘボ(クロスズメバチ)がテーマの「第24回潮南ヘボ祭り」が27日、岐阜県加茂郡八百津町潮見の潮南環境改善センターで開かれた。会場は町内から持ち込まれたヘボの巣がずらりと並び、出来栄えを見比べる来場者でにぎわった。

 地元の食文化に親しんでもらおうと、同祭り実行委員会が毎年開いている。巣の重さを競うコンテストには、町内の愛好家18人が28個を出品。

 3360グラムで優勝した男性(83)=同町久田見=は「どこの山に入ってもハチが少なく、今年も巣は全体的に小ぶり」と振り返り、「食文化としてのヘボを引き継ぐ人がいないのも心配。後継者を育てるためにも長く続けないと」と意気込んだ。

 会場ではオークション方式で巣の販売も行われ、各地から集まった来場者が並べられた巣を見比べ、購入希望額を決めた。

 また、協力金を収めた人に「ヘボ飯」の配布もあり、伝統の味を求める行列ができた。


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