両陛下にさざれ石献上 県と揖斐川町

2019年11月01日 07:41

献上するさざれ石を披露する古田肇知事と富田和弘町長(右)=31日午後、県庁

献上するさざれ石を披露する古田肇知事と富田和弘町長(右)=31日午後、県庁

 岐阜県と揖斐郡揖斐川町は31日、天皇陛下の即位を祝い、同町春日地区で採掘されたさざれ石を献上すると発表した。11月中に届ける予定。

 献上品を受け取る閣議決定を受け、県が「国家と皇室に縁のあるさざれ石が一番ふさわしい」と決め、産地の町に話を持ちかけたという。

 天皇陛下に献上するさざれ石は台座を含めた高さ35センチ、幅35センチ、厚み18センチで、重さ18・5キロ、皇后陛下に贈るのは同高さ26センチ、幅25センチ、厚み17センチで、重さ9キロ。合併前の旧春日村時代から保管されていたさざれ石から選んだ。採掘された時期は不明。

 県庁で開かれた会見で富田和弘町長は、天皇陛下に贈るさざれ石には、日の丸のように見える赤みを帯びた石が含まれているため選んだと述べ「皇室と町の縁がより深くなることは名誉。大変うれしい」と喜んだ。古田肇知事は「令和の御代(みよ)の平安と皇室の弥栄(いやさか)を祈念するのにふさわしい」と語った。

 町は旧春日村時代の1977年10月に昭和天皇と香淳皇后、皇太子と皇太子妃時代の上皇ご夫妻にさざれ石を、県は90年10月に上皇さまの平成の即位を祝って上皇ご夫妻に志野焼花瓶を献上している。


カテゴリ: 政治・行政