家康騎馬像、岡崎に参上 可児市の彫刻家制作

2019年11月03日 08:47

お披露目された徳川家康像の前であいさつする神戸峰男さん=2日午前10時43分、愛知県岡崎市

お披露目された徳川家康像の前であいさつする神戸峰男さん=2日午前10時43分、愛知県岡崎市

 愛知県岡崎市の名鉄東岡崎駅前に2日、日本芸術院会員の彫刻家神戸峰男さん(75)=可児市久々利=が手掛けた、青年期の徳川家康を模した騎馬像がお目見えした。現地で記念式典が開かれ、出席者が新たなシンボルの完成を祝った。

 家康生誕の地とされる岡崎市は、同駅周辺を「乙川(おとがわ)リバーフロント地区」として整備してきた。駅と商業施設「オト・リバーサイド・テラス」とを延長約170メートルの歩行者デッキでつなぎ、その中間地点の「家康公ひろば」に銅像を設置した。像は、台座を含めて高さ9・5メートルで日本最大級という。家康が岡崎で過ごし、松平から徳川に改姓した25歳のころをイメージした甲冑(かっちゅう)姿。弓矢を持ち、手綱を強く引きながら、りりしい表情で遠方を見据える様子を表現した。

 式典には大村秀章愛知県知事、徳川宗家第18代当主の徳川恒孝さんら約200人が出席した。歩行者デッキの渡り初めに続いて像が除幕され、参加者が拍手で祝った。

 神戸さんは「市民の強い気持ちで進められたまちづくりに、私も少しだけ携われたことを光栄に思う」とあいさつした。


カテゴリ: くらし・文化 社会