経産牛「食べやすい」好評 ブランド化アピール

2019年11月07日 08:28

経産牛を味わう飛騨市農業まつりの来場者=同市古川町若宮、市営若宮駐車場

経産牛を味わう飛騨市農業まつりの来場者=同市古川町若宮、市営若宮駐車場

 岐阜県飛騨市は市内の畜産農家と協力し、子牛を産んだことがある「経産牛」のブランド化を進めている。市内のイベントで来場者に約500食を初めて提供し、さっぱりとした味わいで好評を博した。

 ブランド化を狙うのは8~10産を終えた10歳前後の雌牛。そのままでは肉は硬めで市場価値が低く、ミンチやドッグフードに加工されている。一方、身にサシ(脂肪)の入りやすい血統であることから、栄養豊富な餌を数カ月から半年与えると、良質な赤身肉になるという。

 市は同市古川町若宮で開かれた「市農業まつり」に特設ブースを設け、初めて一般来場者向けの試食会を開いた。約4カ月肥育した経産牛を、輸入牛、国産牛と食べ比べてもらったところ、約7割の来場者が経産牛に投票。「あっさりして食べやすい」などの声があった。

 会場ではブランド名を募るアンケートも行ったほか、10月には学校給食でステーキ約2700食を提供した。

 市畜産振興課の船津諭史獣医師(49)は「地元で気軽に楽しめる新名物として商品化を進めたい」と話した。


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