大迫力の演技 飛騨・美濃歌舞伎大会

2019年11月11日 17:10

 岐阜県内の地歌舞伎を紹介する「改元記念 第27回飛騨・美濃歌舞伎大会しらかわ2019」が10日、加茂郡白川町黒川の芝居小屋「東座(あずまざ)」で開かれた。連綿と続く歌舞伎を引き継ぐ県内4団体が出演し、約130年の歴史を持つ舞台で熱のこもった歌舞伎を披露した。

 県内9市4町1村で活動する歌舞伎保存会で構成する県地歌舞伎保存振興協議会などが、保存に向けた交流や伝承のために、県内各地で毎年開いている。

 大会は白川町佐見地区の佐見(さみ)歌舞伎公演実行委員会による「一條大蔵譚(いちじょうおおくらものがたり) 大蔵館奥殿の場」で開幕。瑞浪市の美濃歌舞伎保存会は「絵本太功記十段目 尼ケ崎閑居の場」を、恵那市の東野(ひがしの)歌舞伎保存会は「菅原伝授手習鑑 車曳き」を演じた。トリは地元の東座歌舞伎保存会が「新版歌祭文(しんぱんうたざいもん) 野崎村」を上演。情感のこもった演技に、客席からは盛んに拍手が送られたほか、見得を切る見せ場では、出演者の名前を呼ぶ声が飛び交うなど、熱気に包まれていた。


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