起業相談殺到「ガキビズ」隣にフリースペース

2019年11月14日 08:32

創業を後押しする場として新たに設けられた「スタートアップ・ラボ ガキビズ」=大垣市小野、情報工房

創業を後押しする場として新たに設けられた「スタートアップ・ラボ ガキビズ」=大垣市小野、情報工房

 産官学連携組織の大垣地域経済戦略推進協議会(会長・田口義隆大垣商工会議所会頭)は13日、起業を志す人を対象にしたフリースペース「スタートアップ・ラボ ガキビズ」を岐阜県大垣市小野の情報工房に開設した。相談が絶えない大垣ビジネスサポートセンター(ガキビズ)と隣接させており、相乗効果で"起業家のまち"づくりの拠点としていく。

 ガキビズは中小企業・小規模事業者の売り上げアップに向けた具体的提案を行う一方、起業を目指す人の相談も受け付けている。ただ、起業前は作業や企画立案に打ち込める場所を確保するのが難しく、相談後、思うように起業に向けたステップを重ねていけない人もいた。さらに起業という同じ志を持つ人同士が意見交換することで新たな切り口や気づきが生まれることも多いことから、市が所有する会議室をフリースペースとして活用することにした。

 フリースペースは約70平方メートルで、無料の無線LAN「Wi-Fi」を整備。打ち合わせしやすい丸テーブルのほか、個室のように仕切られているテーブルなど約30席分が用意された。利用は原則、ガキビズで相談を受けた人としている。

 協議会は2060年度までを計画期間とした長期ビジョン「大垣地域経済戦略」で、人口増加対策の柱の一つに「旺盛な起業活動の推進」を明記。ガキビズと新設したフリースペースを、起業者増加に向けた起爆剤としたい考え。戦略策定を主導した竹内治彦岐阜協立大学長は「大垣に来れば起業できるという"起業家のまち"をアイデンティティーとして醸成していく核となれば」と期待している。


カテゴリ: くらし・文化 経済