「丸窓電車」JR岐阜駅前へ引っ越し

2019年11月17日 08:42

  • クレーンでつり上げられる丸窓電車=JR岐阜駅北口駅前広場 
  • 市民や鉄道ファンらに見守られながら道路を移送される丸窓電車=岐阜市神田町、名鉄岐阜駅前 
  • 移設パレードを先導した県岐阜商業高校吹奏楽部=岐阜市神田町 

 かつて路面電車で走っていた「丸窓電車」が、岐阜市金町の金公園からJR岐阜駅北口駅前広場に移設された16日のパレード。改修を終えて生まれ変わった電車を一目見ようと、沿道には大勢が詰め掛けた。

 パレードは、同広場の完成10周年記念イベント(実行委員会主催)として企画。同公園で式典が開かれ、実行委名誉会長の柴橋正直市長が「駅前に移設し、より多くの人に知ってもらうとともに、新しい歴史を歩み出す丸窓電車をこれからも守っていきたい」とあいさつした。

 県岐阜商業高校吹奏楽部のメンバーや丸窓電車を模したバスも列に加わる中、柴橋市長が発車ボタンを押すと、「ファーン」という合図が鳴り響いてパレードが出発。トレーラーに乗せられた電車が広場までの約1キロをゆっくりと進んだ。沿道では、丸窓電車をイメージした旗をたなびかせる市民や鉄道ファンらが見送った。

 広場では、本体と台車の組み立て作業があり、クレーンで本体がつり上げられると、見学者が一斉にカメラを向けていた。完成した電車は、同市木ノ本町の徹明さくら小学校の児童や関係者らが、綱を引いて乗降場の「電停」に設置され、移設を祝った。


カテゴリ: くらし・文化