児童、地歌舞伎を熱演 観客魅了、おひねり飛ぶ

2019年11月18日 08:40

武田勝頼と、勝頼を慕う八重垣姫の人間模様を情感豊かに演じる児童=恵那市串原、串原コミュニティセンター

武田勝頼と、勝頼を慕う八重垣姫の人間模様を情感豊かに演じる児童=恵那市串原、串原コミュニティセンター

 岐阜県恵那市の串原歌舞伎保存会など市内四つの歌舞伎保存会と児童が演じる地歌舞伎公演が17日、同市串原の串原コミュニティセンターで上演された。情感豊かな演技に、満席の客席から大向こうの掛け声やおひねりが飛んだ。

 地歌舞伎公演は、秋恒例の「くしはらふるさと祭 串原文化祭」の呼び物の一つ。今年は、串原歌舞伎保存会が「戎詣恋釣針 釣女」、市内の串原、明智町、山岡町、上矢作町の各歌舞伎保存会が合同で「青砥稿花紅彩画 稲瀬川勢揃の場」、串原小学校の5、6年生と学校長が「本朝廿四孝 十種香の段」を上演した。振付師匠は松本団女さん。

 児童が演じた「本朝廿四孝」は、戦国時代の武田と長尾(上杉)両家を巡る演目。女子児童6人と学校長が、武田勝頼の暗殺を企て気勢を上げる上杉謙信と、勝頼の身を案じる勝頼許嫁の八重垣姫の恋心を緩急をつけて熱演。舞台一面におひねりの花が舞い、200人を超える観衆を魅了した。


カテゴリ: くらし・文化