国宝の仏画、名称違った 県HPの絹本著色五大尊像 

2019年11月20日 08:39

 岐阜県は19日、揖斐郡大野町稲富の来振(きぶり)寺の国宝「絹本著色五大尊像」について、県のホームページ(HP)に誤って掲載していた像の名称を修正した。誤記は、掲載された2008年ごろから続いていた。

 同寺の五大尊像は、不動明王、降三世(ごうざんぜ)明王、軍荼利(ぐんだり)明王、大威徳明王、烏蒭沙摩(うすさま)明王がそれぞれ描かれた掛け軸5幅。県HPでは、このうち烏蒭沙摩明王を金剛夜叉明王と掲載しており、誤りは本紙の指摘で判明した。

 国宝の指定は04年で、それまでは県重要文化財。1974年の指定時は金剛夜叉明王とされていたが、国宝に格上げされる際の評価で烏蒭沙摩明王と分かった。HPは、県教育委員会と町教育委員会による確認ミスで、県指定の段階での内容のまま掲載されていたという。

 県文化伝承課は「掲載しているほかの文化財についても内容を確認し、正しい情報を提供していく」としている。


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