スマートシティぎふ推進コンソーシアム設立 自動運転、健康増進が軸

2019年11月22日 08:21

スマートシティぎふ推進コンソーシアムの設立式に出席した柴橋正直市長(中央)ら七つの大学、企業、研究機関の関係者=岐阜市役所

スマートシティぎふ推進コンソーシアムの設立式に出席した柴橋正直市長(中央)ら七つの大学、企業、研究機関の関係者=岐阜市役所

 岐阜市は21日、先端技術で地域の課題解決を図るスマートシティの推進に向けて、計七つの大学や民間企業と共に「スマートシティぎふ推進コンソーシアム」を設立した。公共交通の自動運転の導入など「交通」と「健康」に関する事業を軸に、実証事業を官民連携で進め、来年度に実行計画を策定する。

 市のほか、名古屋大学未来社会創造機構、岐阜大工学部、ソフトバンク、トヨタオートモールクリエイト、モネテクノロジーズ、岐阜乗合自動車、日本クアオルト研究所で構成する。

 市がソフトバンクなどと提案した企画が5月、国土交通省のスマートシティモデル事業の重点事業化促進プロジェクトに選ばれており、構成者からの技術協力を受け早期事業化を目指す。

 具体的には「交通」と「健康」の部会を設置し、交通は来年度以降に公道での自動運転の実証実験を行うほか、オンデマンドの配車サービスの導入も検討する。健康はドイツ発祥の、地域の気候や地形を生かした歩行運動療法「クアオルト健康ウオーキング」を実施し、情報通信技術(ICT)を生かしてデータを分析し、市民の健康増進を図る。今後、観光振興や郊外の大規模住宅地の課題に対応する部会なども立ち上げ、構成者の増員も検討している。

 同日設立式と第1回運営会議が同市役所で行われ、柴橋正直市長は「皆さんの知見、ネットワークを生かしてさまざまな仕組みを実現させ、市民の幸せにつなげたい」とあいさつ。その後、企業が今後の取り組みや技術を紹介した。


カテゴリ: 政治・行政