県と29市町村システム障害 一部の窓口業務停止

2019年11月26日 08:00

  • 窓口近くの記入台に設置されたシステム障害を知らせる看板=25日午後、大垣市役所 
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 岐阜県内の29市町村と県で25日午後、大規模なシステム障害が発生し、住民票の発行など一部の窓口業務ができなくなった。県市町村行政情報センター(岐阜市)などが管理を委託しているNTTコミュニケーションズのデータセンターで発生した電源故障が原因。復旧は閉庁後の午後7時30分ごろとなった。

 NTTコム社によると、障害は午後2時ごろに発生。県内のデータセンターで、サーバーの電源設備の保守点検作業などを行っていたという。詳しい原因を調査しており、「お客さまにご迷惑をかけ申し訳ない。対応に万全を尽くす」とコメントした。

 県市町村行政情報センターは県内35市町村から住民票の発行などに必要な住民サービスのシステム管理を受託しており、NTTコム社のサーバーを利用している。障害はうち28市町村で起き、住民票など各種証明書が発行できなくなったほか、国民健康保険の手続きなどができなくなった。別の委託業者を利用している各務原市でも同様の障害が起きた。県の電子入札システムや、県有施設の予約などもできなくなった。

 県内の7割近い市町村で一斉にシステム障害が発生したのは初めてとみられる。下呂や恵那、各務原の各市は防災メールやSNSで市民に周知するなど、対応に追われた。


カテゴリ: 政治・行政 社会