リニアトンネル、瑞浪市で初公開 深さ80m地点

2019年11月27日 07:50

JR東海が公開した日吉トンネル南垣外工区の本線トンネル掘削工事現場=26日午後、瑞浪市日吉町

JR東海が公開した日吉トンネル南垣外工区の本線トンネル掘削工事現場=26日午後、瑞浪市日吉町

 JR東海は26日、2027年の開業を目指して建設を進めるリニア中央新幹線の日吉トンネル南垣外(みなみがいと)工区(岐阜県瑞浪市日吉町)の工事現場を報道陣に公開した。本線トンネル内部の公開は初めて。

 日吉トンネルは延長約14・5キロで、南垣外工区はトンネル中央部の約7・4キロ区間。本線トンネル工事は2018年10月中旬に開始。岩盤を火薬で砕き、内壁にコンクリートを吹き付けながら掘削する「ナトム工法」を採用。1日当たり4~6メートルを掘り進め、11月26日時点で890メートルの掘削を終えた。26年9月末までに同工区の工事を終える予定。1日の工事で約千立方メートルの残土が発生し、ベルトコンベヤーで搬出している。

 この日は、深さ約80メートル地点のトンネル内部(高さ約8メートル、幅約14メートル)のほか、湧き水の処理設備、重金属を含む残土を仮置きする土砂ピットなどがある工事ヤード、約400メートルの斜坑(作業用トンネル)入り口も公開された。

 岐阜工事事務所多治見分室の加藤覚室長は、工事は順調に進んでいるとし「地表から深さ30メートル地点や(地盤がもろい)川の下を掘削する工事が控えている。安全、着実に掘り進めたい」と話した。


カテゴリ: 社会

関連記事