鶴ケ城跡の登城道整備 大河放送に向けベンチや手すり設置

2019年11月27日 08:29

ベンチが設置され、ゆっくりと景色を眺めることができるようになった山頂=瑞浪市土岐町、鶴ケ城跡

ベンチが設置され、ゆっくりと景色を眺めることができるようになった山頂=瑞浪市土岐町、鶴ケ城跡

 来年のNHK大河ドラマ「麒麟(きりん)がくる」の放送開始に向け、岐阜県瑞浪市土岐町の鶴ケ城跡で進められた登城道の追加整備が完了し、山頂のベンチや登城道の手すりが整備された。地元の秋葉組集会所では完成記念行事が行われ、住民らが武者行列で完成を祝った。

 鶴ケ城は土岐氏が築城したとされ、東側の麓に土岐頼兼の墓がある。中央自動車道沿いの登城口から10分ほどで登れ、石垣などがなく自然の地形を生かしたところが特徴という。

 5年ほど前にも登城道の整備が行われたが、登山者の増加とともに傷みが出始め、滑りやすい箇所もあったことから、土岐地区まちづくり推進協議会が地元自治会の鶴城区と連携し、市の補助金を活用して追加整備を実施した。

 追加整備では約500メートルの登城道の数カ所に手すりを設け、千畳敷と呼ばれる山頂に二つのベンチを設置した。10分ほど歩いた先の頂上では地元が紅葉の名所としてPRするモミジが見頃を迎えており、眼下に広がる眺望とともに楽しむことができるようになった。

 行事には住民を中心に約200人が参加。有志による武者行列が行われ、集会所から登城口までを練り歩いた。集会所ではみずなみ語り部の会代表の小倉明人さんが鶴ケ城の魅力について講話を行った。協議会の足立安博会長は「市ともタイアップしながら、大河ドラマへの機運を盛り上げたい」と話した。


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