痴漢や盗撮規制強化 県が迷惑防止条例改正案

2019年11月27日 08:16

 岐阜県は26日、卑わいな行為や嫌がらせ行為の規制を強化する県迷惑防止条例の一部改正案を12月3日開会の県議会定例会に提出すると発表した。新たに、学校やタクシーなど準公共空間での痴漢、盗撮、のぞき見を規制する。準公共空間での痴漢を規制対象に加えるのは全国で初めて。来年4月の施行を目指す。

 県や県警によると、卑わいな行為が規制される準公共空間は、学校や事務所、居酒屋の個室、カラオケボックス、タクシーなど不特定または多数の人が利用する場所。また、住居の浴室やトイレ、更衣室などプライベートな空間でも裸や下着姿の人を盗撮、のぞき見することを規制対象に加えた。このほか、特定の人の住居付近をみだりにうろつく、行動を監視していると思わせることを告げるなどの行為も、新たに嫌がらせ行為に盛り込んだ。

 現行の条例は、駅や商業施設、電車など公共空間での痴漢、盗撮などを処罰対象に規定している。しかし、学校内での盗撮など対象外の場所で被害が発生していることを受け、全国の自治体で条例改正の動きが進んでいる。県警生活環境課は「被害者の声を受け止め、より厳しく規制することで、取り締まりの強化と被害の未然防止につなげたい」としている。


カテゴリ: 政治・行政 社会

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