岐阜バス、路線案内強化 大河ファン想定「迷わず乗車を」

2019年11月28日 07:49

路線バスの運行状況を集約した案内板=岐阜市橋本町、JR岐阜駅北口駅前広場歩行者用デッキ

路線バスの運行状況を集約した案内板=岐阜市橋本町、JR岐阜駅北口駅前広場歩行者用デッキ

 岐阜乗合自動車(岐阜バス、岐阜市九重町、黒川公男社長)は、路線バスの運行情報の案内機能を強化する。グーグルの地図検索サービス「グーグルマップ」に路線バスの情報を登録し、今月から同サービスで運行ルートや運賃、時刻を検索できるように設定。鉄道利用者向けには、JR岐阜駅北口に新たな電子案内板を設けた。好調なインバウンド(訪日外国人客)や来年放映の大河ドラマ「麒麟(きりん)がくる」で観光客の増加を見据え、乗り換えや移動の利便性向上を図る。

 岐阜バスは2007年に高速バスの情報を同サービスに登録している。今回は、路線バスと同社が委託を受けた自治体コミュニティバスの運行情報を新たに登録し、観光バスを除くすべてのバスがグーグルマップで検索できるようになった。同社によると、同様の検索ができるバス事業者は全国で約160社。

 鉄道からのアクセス向上にも力を入れる。今月16日にはJR岐阜駅発のバスの運行情報を表示した電子案内板を同駅北口2階の駅前広場歩行者用デッキに設置。これまで各路線乗り場の案内板で表示していた路線図や遅延情報などを一カ所に集約し、リアルタイムで表示する。案内板の上部には、岐阜公園など主要施設までのバス運行案内も盛り込んだ。

 路線バスの利用者は、高齢化や人口減少で通勤、通学の乗客が減少しており、インバウンドや日本人観光客など新たな乗客の取り込みが求められる。同社は「大河ドラマで初めて岐阜を訪れる人が迷わずバスに乗車できるよう利便性を高めたい」と話している。


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