紅白開花、新春を待つ 高山市で花もち作り

2019年12月05日 07:59

花もち作りに励む主婦ら=4日午前11時5分、高山市江名子町、飛騨の花もち組合高山工房

花もち作りに励む主婦ら=4日午前11時5分、高山市江名子町、飛騨の花もち組合高山工房

 飛騨地方の新年を華やかに彩る「花もち」の製作が岐阜県高山市内で最盛期を迎え、同市江名子町の飛騨の花もち組合高山工房では、出荷を待つ紅白の花もちが咲き誇っている。

 花の少ない冬の飛騨で、生花の代わりとする正月飾り。木の枝などに花に見立てた餅を巻き付けて作る。

 同工房では切り株を使うもののほか、軒先などに垂らす「柳花もち」や雨粒のように小さく丸めた餅を巻く「涙の花もち」などを製作。餅には自家製のもち米「たかやまもち」を使う。

 4日は地元の主婦ら約10人が作業し、幅約1センチに切った餅を等間隔に枝に巻き付けていった。代表の中野富子さん(68)「新年を皆が笑顔で迎えられるようにと願いを込めている」と話す。作業は25日ごろまで続く。


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