逮捕の男「むせた女児見たい」 北方町の店舗スプレー事件

2019年12月06日 08:09

 岐阜県本巣郡北方町のスーパー「カネスエ北方店」で8月に11人が搬送された騒ぎで、県警捜査1課と北方署は5日、同店内で催涙スプレーをまいて営業を妨害したとして、威力業務妨害の疑いで、同町の無職の男(25)を逮捕した。菓子売り場にいた複数の女児の近くでスプレーをまいたとみられ、「女の子のむせた顔が見たいと思ってやった」と容疑を認めている。同店は、事件後に営業を2日間休止し、商品約22万点(原価計2990万円)の入れ替えを余儀なくされるなどの被害を受けた。

 逮捕容疑は、8月6日午前10時25分ごろ、同町高屋太子のカネスエ北方店の菓子売り場付近で、催涙スプレーを噴射し、店員や客を体調不良にさせたり、店外に避難させたりして店の営業を妨害した疑い。

 同課によると、店舗の防犯カメラには、騒ぎが起きた後に一度店の外に出た男が、再び店内に戻って買い物をする不自然な行動が写っていた。スプレーには唐辛子の成分であるカプサイシンが含まれ、男は8月ごろにインターネットで痴漢撃退用として売られていた物を購入したという。

 男は、9月にも大垣市の大型商業施設で小学2年の女児(8)の足元付近に催涙スプレーをかけたとして10月に暴行容疑で逮捕、11月に同罪で起訴された。

 事件当時、北方店の店内には店員と客計46人がおり一斉にせきや鼻水、喉の痛みを訴え、子ども5人を含む11人が病院に搬送されたが、いずれも軽症だった。


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