岐阜市の乳児殺害、遺棄事件 発生3年乏しい情報

2019年12月11日 22:10

 2016年に岐阜市の神社で赤ちゃんの遺体が見つかった事件から、15日で3年を迎える。岐阜中署特別捜査本部は殺人と死体遺棄の事件として捜査を続けているが、解決の糸口は見つかっていない。捜査員たちは11日、同市内の街頭に立ち、市民に情報提供を呼び掛けた。

 16年12月15日、同市本荘の熊野神社境内の木の根元で、白いリュックサックに入った生後間もない女の赤ちゃんの遺体が見つかった。へその緒が付いており、死後1~2日は経過していた。死因は窒息死とみられる。

 県警は延べ1万600人の捜査員を投入し、40~50人の男女を調べたが、犯人の特定には至っていない。

 11日には事件現場付近と名鉄岐阜駅前、JR岐阜駅前で捜査員が広報活動を行い、同型のリュックの写真が入ったチラシ約300枚を通行人に配った。

 発生以来、25件の情報が寄せられたが、今年に入ってからはゼロ。県警捜査一課の伊佐地泰雄課長補佐は「事件の風化が怖い。このままでは赤ちゃんが浮かばれない。わずかな情報でも教えてほしい」と話した。

 情報提供は同署内の特捜本部、電話058(263)0110。


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