大野神戸ICー大垣西IC間開通 東海環状道西回り

2019年12月14日 08:46

  • 7年を費やし開通する大野神戸IC―大垣西IC間。観光客の増加やIC周辺の企業誘致の加速化が期待される 
  • 開駅1年で来場者が50万人を超えた道の駅「パレットピアおおの」。観光情報の発信拠点としての役割が期待される=揖斐郡大野町下磯 
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 東海環状自動車道西回りルートの大野神戸インターチェンジ(IC)-大垣西IC間が14日、着工から7年の歳月を経て開通する。西濃・岐阜地域が名神高速道路と連結し、人の交流と物流を支える新たな大動脈が沿線市町にさらなる発展をもたらしそうだ。

 東海環状道は岐阜、愛知、三重の3県をつなぐ延長約153キロの高規格幹線道路で、大野神戸IC-大垣西IC間は2012年11月に着工した。揖斐郡大野町下磯と大垣市桧町を結ぶ延長7・6キロで、暫定2車線の対面通行となる。

 開通を見越して建設された大野町の道の駅「パレットピアおおの」は、18年夏の開駅からわずか1年間で約50万人が来場した。大野神戸ICから車で十数分の距離にある本巣市・屋井工業団地では開通見通し公表後に分譲地が完売するなど、観光振興でも地域経済活性化でも開通前から盛り上がりをみせただけに、開通後の地域活性化の期待はより一層高まる。

 また、東海北陸道からつながる関広見IC-山県IC間(9キロ)は本年度中に開通予定だ。大野神戸ICとの間をつなぐ18・5キロの工事は国の財政投融資を活用することが決まっており、すでに24年度の開通見通しが示されている。名神高速から東海環状道に入って東海北陸道へと抜けられる新たな道路ネットワークは、関西圏から飛騨地域までを直結させる。岐阜県全体を活性化させる新たな"大交流時代"への期待が膨らむ。

 一方、養老IC以南の県境区間18キロは開通時期が未定。用地取得や工事が進められているが、地元関係者らは伊勢湾岸道や新名神高速ともつながる東海環状道の一日も早い全線開通を待ち望む。


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