リニア県駅、住民集える空間に 眺望重視で周辺整備

2019年12月19日 08:16

 2027年の開業を目指すリニア中央新幹線岐阜県駅(中津川市千旦林)周辺の公共空間の在り方を検討する「市リニア岐阜県駅周辺デザイン会議」の第2回会議が18日、市内で開かれた。市はリニア駅南側から恵那山を望めるように眺望を重視した駅周辺施設の配置計画案を明らかにした。

 市によると16年に県リニア中央新幹線活用戦略研究会基盤整備部会が公表した概略設計と比べて、リニア駅南側の中央駅前広場に設ける公共交通ターミナルをコンパクトにして利便性を高めるとともに、近くを流れる千旦林川と親しめる公園の位置も変えるなどして利用者や住民が集える空間にしたいという。また隣接するJR美乃坂本駅の南側にはマイカー向けに南口駅前広場を設ける案を新たに示した。

 また市が商業利用を視野に入れる区域について、開業後の当面の間は平面駐車場として利用し、駅利用者の状況を見ながら段階的に土地の利活用を進める考えを示した。会議では学識経験者や地元住民ら約20人の委員が意見を交わした。

 第3回の会議は来年3月ごろに開かれ、中央駅前広場などの空間デザイン骨子案が公表される見通し。


カテゴリ: 政治・行政