懐紙に「麒麟が来た」 明智の家紋など4種類の透かし

2019年12月22日 07:56

開発した懐紙を披露する辻晃一理事長=美濃市御手洗、丸重製紙企業組合

開発した懐紙を披露する辻晃一理事長=美濃市御手洗、丸重製紙企業組合

 来年1月に放送が始まるNHK大河ドラマ「麒麟(きりん)がくる」にちなみ、機械すき和紙製造の丸重製紙企業組合(岐阜県美濃市御手洗)は、主人公で県ゆかりの戦国武将明智光秀の家紋「桔梗(ききょう)紋」など4種類の透かしを入れた懐紙を開発した。直営する和紙専門店「ワシナリー」(同市本住町)で取り扱っており、計千部の販売目標を掲げる。

 同組合は2016年に透かし懐紙ブランド「KAI」を立ち上げ、オリジナルの透かしを入れた製品を受注生産してきた。コストの都合で一定枚数以上の注文を中心に受けてきたが、7月の直営店オープンに伴い、店内にブランド製品を扱う専門コーナーを設置。個人客向けの販売体制を整えた。

 ブランドを立ち上げた当初から、戦国武将にちなんだ商品の構想はあった。辻晃一理事長(40)は「茶道は武士のたしなみの一つ。戦国武将と茶席で使う懐紙は相性が良い」と話す。ドラマ放映に向け、半年ほどかけて商品化した。

 ラインナップは明智光秀、織田信長、斎藤道三の家紋に加え、ドラマのタイトルにもなっている麒麟の絵柄の透かしを入れた4種類。1部30枚入りで、価格は500円(税別)。包装前の原紙の状態で販売もでき、小売業者などへの販路も想定する。


カテゴリ: 経済