「極楽駅」リニューアル 待合室屋根に金色の雲「極楽っぽい」

2019年12月24日 08:25

お披露目された明知鉄道の極楽駅=恵那市岩村町

お披露目された明知鉄道の極楽駅=恵那市岩村町

 縁起の良い駅名として全国的にも有名な岐阜県恵那市岩村町の第三セクター、明知鉄道の「極楽駅」の改修工事が終わり、23日にお披露目の式典が行われた。出席者ら約50人を前に駅舎が除幕されると、金色の觔斗雲(きんとうん)を載せた建物がお目見えし、「極楽っぽい」外観に驚きの声が上がった。

 国内唯一の縁起の良い名前として2008年の開設当初から注目を浴びてきたが、駅はプレハブの待合室1棟のみだった。同鉄道が見た目にもインパクトが欲しいと、改修を企画。クラウドファンディングと一般の寄付で約340万円が集まり、県の助成などと合わせ700万円の事業費をかけた。

 改修では他に、觔斗雲をイメージしたベンチ、菩薩(ぼさつ)の後光をイメージした飾りも設けた。プレハブの待合室は縁起の良い柄とされる「七宝つなぎ」を描き、日本伝統の紅樺(べにかば)色で着色した。

 式典では、同鉄道社長の小坂喬峰市長が「期待に応え、地域の足としてこれからもかわいがってもらえるよう約束する」とあいさつ。歌謡曲「極楽音頭」が流れる中、関係者が除幕を行い、極楽駅のリニューアルを祝った。


カテゴリ: おでかけ くらし・文化