寒干し大根あめ色の輝き 飛騨市

2019年12月26日 08:54

山之村地区の寒風にさらされて乾燥を待つ寒干し大根=飛騨市神岡町森茂

山之村地区の寒風にさらされて乾燥を待つ寒干し大根=飛騨市神岡町森茂

 岐阜県飛騨市神岡町山之村地区の厳しい冷え込みで作る特産品「山之村寒干し大根」の生産が始まった。民家の軒先や乾燥棚で、輪切りの大根が寒風にさらされている。

 寒干し大根は同地区の昔ながらの保存食。収穫して寝かせた大根を輪切りにしてゆで、約1カ月間天日干しして作る。干した大根は凍結を繰り返して水気が抜け、あめ色に変わっていく。

 大根約1万5千本分を仕込む同町森茂の農家清水琢也さん(42)は、19日に生産を始めた。高さ約5メートルの乾燥棚に手際よく大根を並べている。清水さんは「まだ日中は温かいが、今後の冷え込みに期待している。山之村らしい味わいに仕上げたい」と話した。

 天日干しの作業は2月中旬まで続き、3月から飛騨地域の道の駅などに出荷する。


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