刀魂注入 関市で打ち初め式

2020年01月03日 10:01

打ち初め式で古式にのっとり披露された日本刀の折り返し鍛錬=2日午前11時7分、関市南春日町、関鍛冶伝承館

打ち初め式で古式にのっとり披露された日本刀の折り返し鍛錬=2日午前11時7分、関市南春日町、関鍛冶伝承館

 新春の刀都を彩る風物詩「関伝古式日本刀鍛錬打ち初め式」が2日、岐阜県関市南春日町の関鍛冶伝承館で行われ、刀匠9人が伝統の技を披露した。

 関鍛冶の盛業と安全を願い、鎌倉時代から続くとされる新春の恒例行事。関伝日本刀鍛錬技術保存会(土岐邦彦会長)が主催し、外国人も含む市民ら約750人が見物に訪れた。

 隣接する春日神社での神事に続いて、白装束に身を包んだ刀匠が火床(ほど)で熱した玉鋼(たまはがね)を大つちで力強くたたき、板状にする工程を披露。玉鋼の不純物を取り除き刀に粘りを出す「折り返し鍛錬」では、3人の刀匠が交互にテンポよく大つちを振り下ろした。澄んだ金属音とともに火花が勢いよく飛び散ると、見物客は感嘆の声を上げていた。


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