懐かしの高山銀幕に 市文化協会70周年記念「初めての女」

2020年01月05日 08:49

  • 孝作(中央奥、髙橋雄祐さん)が鶴昇を待つシーンの撮影風景=高山市神明町、「洲さき」裏口の通り 
  • 撮影準備をする鶴昇役の女優三輪晴香さん(右)ら=同市上川原町、松本家住宅 
  • 演技指導をする小平哲兵監督(手前右)=同市神明町(いずれも昨年12月6日) 

 岐阜県高山市文化協会の設立70周年を記念して製作が進む映画「初めての女」の高山ロケがあった。映画の舞台は明治末期の高山で、古い町並みなど主に市中心部で撮影した。

 映画「初めての女」は、同市出身で小説家・俳人の瀧井孝作(1894~1984年)が自身の青年期をつづった短編小説が原作。17歳の孝作が、2人の女性との出会いを通じて成長する姿を描く。

 小平哲兵監督らが、昨年11月18日から12月8日にかけて、松本家住宅(国有形文化財)や宮地家住宅(市有形文化財)、かみなか旅館、喫茶店バグパイプなどでロケを行った。

 12月6日夜は、料亭「洲さき」裏口の通りや松本家住宅で撮影。洲さきの裏口通りでは、孝作が芸者鶴昇を待つシーンを撮った。厳しい冷え込みの中、小平監督が孝作役の髙橋雄祐さんら俳優と、場面の意味や演技について話し、納得いくまでカメラを回した。

 脚本担当でスタッフの桑江良佳さんは「市民の皆さんに、エキストラ出演や和服の着付けなどで協力してもらった。本当にありがたかった」と感謝している。

 現在は編集作業中。2月に完成し、3月7日に同市昭和町の市民文化会館で試写会を開く予定。同協会では製作費の支援を募っている。支援者には金額に応じて試写会招待券などを贈る。問い合わせは同協会、電話0577(34)6550。


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