免震構造、来庁案内ロボ、地下水で空調 大垣市役所開所

2020年01月06日 07:42

  • 風船を飛ばして、大垣市の発展を願った市役所新庁舎の完成開所式 
  • テープカットをしてオープンを祝う小川敏市長(左から4人目)ら=いずれも大垣市丸の内、市役所新庁舎 

 6日にオープンする大垣市役所新庁舎の完成開所式が5日、岐阜県大垣市丸の内の新庁舎で行われた。豊富な地下水を空調に利用した"水都"ならではの造りで、「電子市役所」として全国に先駆けたサービスも提供する。式では市の未来を担う子どもたちが元気に風船を飛ばし、新たなスタートを華やかに彩った。

 新庁舎は市制100周年を記念して旧庁舎の北隣に整備。鉄骨8階建てで延べ約2万平方メートル。地下部分に積層ゴムを備えた免震構造で、一部フロアには通年で温度変化が少ない地下水を利用した空調システムを取り入れた。工事費は104億円。

 式には地元の議員や園児ら約600人が出席。小川敏市長が「新庁舎を拠点に安心安全や子育て、人づくりに重点を置き、産業振興施策による新たなまちづくりを進める」とあいさつ。テープカットなどに続いて全員でおおがきの歌を合唱。万歳三唱もし、新たなランドマークの完成に沸いた。

 人工知能(AI)や情報通信技術(ICT)を活用した電子市役所機能の整備費は約1億円。自走して来庁者を案内するロボットは全国初、全館無料のWi-Fi環境や、住所など申請者情報を印字した書類の作成、定型業務の自動化などは県内初の取り組みで、最先端の役所として全国的に注目を集めそう。

 式に参加した北幼保園児(5)は「格好いい」と誇らしげ。父(45)は「災害に強く、子どもを温かく守り育てて」と望んだ。


カテゴリ: 政治・行政 社会