木・森林教育施設、今春開館 玩具や化粧品販売 

2020年01月06日 07:35

  • 木製遊具や県産材のおもちゃをそろえた「ぎふ木遊館」のイメージ図 
  • 建設工事が進む「ぎふ木遊館」の館内=岐阜市学園町 

 森林が県土の8割を占める岐阜県で今春、木育施設「ぎふ木遊館」と森林教育の総合拠点「森林総合教育センター」(愛称・morinos(もりのす))がそれぞれ開館する。

 ぎふ木遊館は岐阜市学園町に4月下旬開館する。総事業費は約7億円。木造平屋延べ床面積約840平方メートルの建物に約220立方メートルの木材を使用した。県産材が98%を占める。

 飛騨の山、美濃の水を表し「飛山濃水」とも呼ばれる県内。館内を「山」「川」「里」の三つのエリアに分け、9種類の大型木製遊具、県産材を使った約70種類のおもちゃ、全国から選び抜いた約30種類の木製おもちゃを置く。全エリアを見渡せる展望エリア、長良川の鮎をテーマとした遊具を壁面に備える。県を代表する8種類の木の原木も置く。

 館内のショップでは400点以上の商品を取りそろえる。子ども向けの木製おもちゃや大人が楽しめる知育玩具のほか、保護者の女性をターゲットに原材料の一部に木材を使った化粧品なども販売する。「国産材、県産材を使ったおもちゃの取り扱い点数は全国でも有数ではないか」と県の担当者。県内の優れた木工作家の製品も取り扱う予定で、担当者は「木工作家や製品と県民をつなげる施設にしたい」と話す。

 森林総合教育センターは、美濃市曽代の県立森林文化アカデミー内に開所する。新しい国立競技場(東京都)の設計を手掛けた建築家隈研吾さんの指導を受け、アカデミーの学生が基本設計を担当した。職員が常駐し、森林教育プログラムの参加者らに対応する。


カテゴリ: おでかけ くらし・文化 教育