国学院大アンカーで箱根駅伝総合3位 殿地さん「残り1kmで勝負、粘れた」

2020年01月07日 09:25

國島芳明市長(手前)に箱根駅伝総合3位を報告する国学院大の殿地琢朗さん(左)=高山市役所

國島芳明市長(手前)に箱根駅伝総合3位を報告する国学院大の殿地琢朗さん(左)=高山市役所

 第96回東京箱根間往復大学駅伝(2、3日)で総合3位に入った国学院大の2年生、殿地(どんぢ)琢朗さん(20)=高山市清見町出身=が6日、市役所を訪れた。10区アンカーとして同大史上最高成績でゴールテープを切った殿地さんは、國島芳明市長に活躍を報告した。

 殿地さんは、清見中学校時代は陸上部がなかったため野球部に所属。益田清風高校(下呂市)に進み、陸上部で本格的に競技を始めた。同大1年生だった昨年の箱根駅伝は、8区を走っている。

 殿地さんは今大会、5位でたすきを受けると驚異の走りで3位集団に追い付き、残り1キロでスパート。他校の走者を置き去りにして、そのまま3位でゴールした。

 3位集団のデッドヒートについて殿地さんは「一定のペースで走れることが自分の強み。競ったら負けると思い、残り1キロで勝負をかけた」と、國島市長に当時の思いを披露。「ラスト300メートルは苦しかった」と振り返り、「仲間の顔を思い浮かべ、最後まで粘ることができた」と笑顔で語った。

 大会4日前に監督から出場を告げられ、"秘密兵器"として臨んだ。昨年10月、同大が初優勝を飾った出雲全日本大学選抜駅伝はメンバーに入れず、テレビ観戦するという悔しさを味わった。それでも腐らず練習に励み、調子を上げたことが今回の出場につながったという。國島市長は「諦めない姿勢を見習いたい」と話した。

 殿地さんはレース前に牛丼を食べるエピソードを披露し、國島市長は「今度はぜひ飛騨牛を使った牛丼を食べて」と提案。見事な走りをたたえ、「子どもたちの目標になる人が高山から出てくれてうれしい」と喜んだ。


カテゴリ: スポーツ

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