県内初、多胎家庭にタクシー券 大垣市、孤立防止へ配布

2020年01月08日 08:36

 岐阜県大垣市は7日、双子など多胎児を抱える家庭にタクシーチケットを配布する県内初の取り組みを新年度に行う、と発表した。チケットを利用して、子どもを連れた外出の機会を増やしてもらいたい考え。核家族で子育て支援が受けられずに孤立するのを防ぐ狙いがある。

 愛知県豊田市で2018年1月、母親が生後11カ月だった三つ子の次男を床にたたきつけ死亡させた事件などを受けて発案。1歳未満の多胎児を養育する保護者を対象に、1世帯当たり2万4千円分のタクシーチケットを配布する。15世帯ほどの申請を見込んでおり、事業費55万円を新年度当初予算案に計上する。

 これに合わせ、家事や育児を援助するサポーターを派遣している事業についても多胎家庭の利用は無料にする方針で、同予算案に15万円を計上する。

 市は「子育て日本一」を掲げており、これまでの施策では行き届かなかった少数者のニーズにも応える手厚い支援を行っていく。


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