市民、選挙戦に驚き 中津川市長選、告示直前に新人出馬表明

2020年01月09日 08:19

選挙戦の見通しとなり、12日の告示が迫った中津川市長選のポスター掲示板=同市太田町、JR中津川駅前

選挙戦の見通しとなり、12日の告示が迫った中津川市長選のポスター掲示板=同市太田町、JR中津川駅前

 任期満了(21日)に伴う岐阜県中津川市長選(12日告示、19日投開票)は、これまで無投票の公算が大きかったが、告示間近の7日に新人庄司善哉氏(82)が共産の推薦を受けて立候補すると表明したことで、3選を目指す現職青山節児氏(68)との選挙戦となる見通しとなった。告示まで1週間を切り、両陣営が急ピッチで選挙戦の準備を進める中で、市民からは驚きや冷ややかな声も上がる。

 7日に会見した庄司氏は自身が会長を務める政治団体「新しい中津川市政をつくる会」で候補者擁立を模索したが、見つからなかったことから元日に自身が出馬する決意を固めたと説明した。立候補に向けた準備はまだ整っておらず、同会や共産市議の支持を受けて選挙態勢を整えるという。

 「まさか選挙戦になるとは考えていなかった」と話すのは、青山氏を支持する自民系市議たち。対抗馬の動きを把握すると、選挙期間中の詳細な日程調整を急いで始めた。陣営は過去最低の59・91%だった前回の投票率よりも下がるとみており、自民系市議が中心となって支持固めを急ぐ。

 選挙戦の見通しになったことを受け、市内の女性は「新聞で知った。(このタイミングで)選挙戦になるのか」と驚いた様子。別の女性は「どうして今頃になって」と首をかしげながらも「(JR中津川)駅前が寂れてしまっているので中心市街地の活性化に力を入れてほしい。投票には行きたい」と思いを話した。


カテゴリ: 政治・行政

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