野球のパワースポットで必勝誓う 県岐阜商高

2020年01月13日 07:46

全国4霊場が同時に参拝できる四方拝所で選抜大会に向け必勝祈願する鍛治舎巧監督(前列左)と佐々木泰主将(同右)ら県岐阜商ナイン=12日午前、岐阜市敷島町、本荘神社

全国4霊場が同時に参拝できる四方拝所で選抜大会に向け必勝祈願する鍛治舎巧監督(前列左)と佐々木泰主将(同右)ら県岐阜商ナイン=12日午前、岐阜市敷島町、本荘神社

 富士山、出雲大社、伊勢神宮、白山の全国4霊場を結ぶ交点に位置する全国でも珍しいパワースポットの岐阜市敷島町の本荘神社。昨年、鍛治舎巧監督率いる県岐阜商高硬式野球部が参拝して今春の選抜大会出場を当確にしたことで話題になっており、新年の初詣客も倍増した。12日、同部が安全必勝祈願に訪れ、県勢戦後初の甲子園制覇を誓った。

 高校野球の名門県岐阜商高はOBの名将鍛治舎監督の下、新生に取り組んでいる。だが、昨年は全国トップレベルに成長したエース松井大輔投手が春季県大会で前十字靱帯(じんたい)を断裂する全治6カ月のけがで最後の夏に出場できないばかりか、新チームでエース格となった2年森大河投手も右手人さし指を骨折して春以降に長期離脱するなどアクシンデント続きだった。5月に社会人野球の日本通運が同神社で祈願して県開催のベーブルース杯を制したことを聞いて、同部は夏の岐阜大会前に祈願。準々決勝で敗退したが、秋は東海大会で準優勝し、選抜出場をほぼ手中にした。

 地元の少年野球チームも祈願を始めてから県大会で優勝するようになるなど縁起のいい野球のパワースポットとしてもうわさが広がっている。今津隆弘宮司(57)によると今年の元旦の初詣客は1270人。昨年までは計測していなかったが目算で四、五百人だったため2、3倍に増えた。

 訪れたナインは拝殿で神事に臨んで玉串をささげ、鍛治舎監督が絵馬を奉納。全国4霊場を同時に参拝できる四方拝所で全国制覇を祈願した。年末年始は休みなく、宮崎キャンプで集中練習を行っており、佐々木泰主将は「状態は上がっている。選抜に向け、もっと高めていきたい」と抱負。名門が神々のパワーも得て、5年ぶりの甲子園に挑む。


カテゴリ: スポーツ 高校野球