24時間燃える特大和ろうそく 15日「三寺まいり」

2020年01月14日 08:21

三寺まいりの特大和ろうそくを完成させた7代目三嶋順二さん(左)と大介さん=飛騨市古川町壱之町、三嶋和ろうそく店

三寺まいりの特大和ろうそくを完成させた7代目三嶋順二さん(左)と大介さん=飛騨市古川町壱之町、三嶋和ろうそく店

 岐阜県飛騨市古川町で15日に営まれる伝統行事「三寺まいり」を前に、同町壱之町の三嶋和ろうそく店が、寺の本堂でともす特大和ろうそくを完成させた。

 ろうそくは大小7本あり、最大で高さ約70センチ、直径約25センチ。和紙とイグサと綿でできた芯に、ろうを何層も塗り重ねて完成する。点火すると炎は高さ約50センチにもなり、24時間以上燃えるという。

 作業に当たったのは7代目当主の三嶋順二さん(73)と、修行中の次男大介さん(30)。比較的温暖だった昨年11~12月にかけて、ひび割れないように慎重に制作した。

 同店では約230年前、僧侶だった初代当主の時代から毎年作っている。順二さんは「大きなろうそくは古川町のあつい信仰心の表れ。伝統に関心を持ってもらえたら」と話している。

 三寺まいりは、親鸞聖人の遺徳をしのんで町内の円光寺、真宗寺、本光寺を参拝する行事。ろうそくは3寺と誓願寺に奉納され、読経の間ともされる。


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