岐阜市新庁舎、建設現場公開 市民が利用しやすい

2020年01月17日 08:13

  • 冠雪した伊吹山を遠くに望む岐阜市の新庁舎9階=16日午前、同市司町 
  • 1階から3階まで吹き抜けになった新庁舎内部=16日午前、岐阜市司町 
  • 建設が進む岐阜市の新庁舎=同市司町 

 岐阜市は16日、2021年春の開庁を目指して整備を進めている、同市司町の新庁舎の建設現場を報道関係者に公開した。同年1月の建物完成まで1年となり、地上18階建ての庁舎は15階まで鉄骨が組み上がり、「百年の大計」と位置付けられた一大拠点が徐々に姿を現してきた。

 新庁舎は高さ84メートル、鉄骨造で延べ床面積3万9504平方メートル。総事業費約266億円。18年4月に着工し、昨年12月末時点で庁舎工事の進捗(しんちょく)状況は45%(設備を含むと33%)。

 1~3階は窓口やレストラン、コンビニ、金融機関などが集約され、市民が利用しやすい造り。中央のエントランス部には幅7メートル、奥行き14メートル、高さ13メートルと巨大な吹き抜けが広がり、開放的な空間となっている。4階北側には幅80メートル、奥行き10メートルのテラスが設けられ、屋上緑化が施される。15、17階の展望スペースを含めて市民が利用でき金華山など自然の景色を楽しめる。外壁工事は9階まで進み、建物を囲むように設けられたガラスは遮熱性が高く、内部に自然光を取り込みやすいひさしも採用、省エネルギーを推進する。

 一方、1~5階の南東側には、主に市長ら特別職の利用を想定し、「特権的」と指摘されたエレベーター2基の設置が取りやめられ、幅6メートル、奥行き3メートル、高さ22メートルの空洞が残る。活用策は未定で、開庁後に来庁者や職員らのニーズを反映し有効活用するとしている。

 この日は約200人の工事関係者が現場で作業に取り組んだ。市担当者は「開庁を目指し、安全第一に工事を進めたい」と話した。


カテゴリ: 政治・行政