岐阜市のドラマ館入館1万人 開館10日間で突破

2020年01月21日 08:24

1万人目の大河ドラマ館来館者となり柴橋正直岐阜市長(左)から記念証や記念品を受け取った夫妻=20日午後1時7分、同市大宮町、市歴史博物館

1万人目の大河ドラマ館来館者となり柴橋正直岐阜市長(左)から記念証や記念品を受け取った夫妻=20日午後1時7分、同市大宮町、市歴史博物館

 19日に放送が始まったNHK大河ドラマ「麒麟(きりん)がくる」の魅力や主人公明智光秀らを紹介する大河ドラマ館が岐阜県内3カ所にオープンして20日で10日がたった。初回放送も追い風となり、岐阜市では全国五つのドラマ館の中で初めて1万人を突破するなど、観光の重要拠点として好調な出だしを見せている。

 大河ドラマ館は岐阜市歴史博物館(同市大宮町)、花フェスタ記念公園(可児市瀬田)、日本大正村(恵那市明智町)内に各市などが整備し、今月11日に開館。衣装や小道具のレプリカの展示、映像の放映のほか、戦国時代を体験できるコーナーも設けている。京都府の福知山市や亀岡市でも既に開館し、3月には大津市にオープンする予定。

 初回放送が当初予定より2週間延期され、放送開始よりも先にドラマ館が開館する「異例の事態」(岐阜市担当者)の中での船出だったが、岐阜市ではオープン後は1日平均で約千人が来場。20日は平日ということもあり694人だったが、観光客が途切れることなく入場券を買い求め、隣接する飲食店や土産店も人であふれ返っていた。担当者は「通常の平日より来館者が多かった。目標の50万人に向け順調」と、放映開始を追い風と捉える。可児市では20日までに7189人、恵那市では2948人が来館しており、可児市の担当者は「土日を中心に千人を超える日もあり、放送開始でさらに勢いに乗れたら」と期待した。

 岐阜市の1万人目となった大垣市郭町の自営業の男性(63)は妻(54)と来館し、記念証や「光秀ランチ」の招待券などの記念品を柴橋正直岐阜市長から受け取った。2人は「初回を見て、衣装の色鮮やかさや迫力ある戦闘シーンにくぎ付けになった。定期的に展示がリニューアルされるので、また訪れたい」と話していた。

 ビデオリサーチによると「麒麟がくる」の岐阜県を含む名古屋地区(東海3県)の初回視聴率(総合テレビ)は20・6%で、関東地区の19・1%、関西地区の19・3%を上回った。近年の大河ドラマの名古屋地区の初回視聴率は、昨年の「いだてん」が11・3%、2017年の「おんな城主 直虎」が16・3%など。


カテゴリ: くらし・文化 エンタメ