信長怒らせた?献立再現 光秀のおもてなし給食

2020年01月22日 08:19

  • 子どもたちが味わった天下統一給食 
  • 戦国武将に扮した市職員らの寸劇を楽しみながら、天下統一給食に舌鼓を打つ児童ら=岐阜市加野、藍川小学校 

 岐阜市は21日、大河ドラマ「麒麟(きりん)がくる」の放送を記念した特別給食「天下統一給食-知将・光秀のおもてなし」を、市内の小中学校などで実施した。明智光秀が織田信長の命により安土城で徳川家康をもてなしたとされる献立を再現したメニューを提供し、子どもたちは舌鼓を打ちながら、歴史への興味を深めた。

 給食の献立などを管理指導する市教育委員会が企画。当時、光秀が贅(ぜい)と労を尽くして用意したとされる約120品の献立から、栄養バランスなどを考慮して、マスの塩焼き、酢ごぼう、鴨(かも)汁、干し柿、求肥(ぎゅうひ)を使ったようひ餅の5品を選択。鴨汁は鴨肉の代わりに鶏肉を使い、干し柿は富有柿のドライフルーツにするなど、給食用にアレンジした。

 この日は市内の小中学校、幼稚園、特別支援学校の計48校・園で実施。このうち岐阜市加野の藍川小学校では、柴橋正直市長が訪れ6年生と一緒にメニューを堪能したほか、市職員や教員7人が、光秀ら戦国武将に扮(ふん)して登場。安土城でのもてなしが気に入らなかった信長が光秀を叱責し、それが「本能寺の変」へつながったとする説や市歴史博物館、大河ドラマ館を寸劇を交えて紹介した。

 子どもたちは信長や光秀を演じた職員らに「おいしかったから怒らないで」「謀反はだめ」などと声援を送った。生徒(11)は「魚は苦手だけど、今日のはおいしい。もう一度食べたい」と話した。天下統一給食は22日にも残りの市立小中学校など25校・園で行われる。


カテゴリ: くらし・文化 教育