芸術の世界にチェックイン 高山市に美術館ホテル

2020年01月28日 08:08

美術館を併設したホテルに生まれ変わる飛騨高山美術館=高山市上岡本町

美術館を併設したホテルに生まれ変わる飛騨高山美術館=高山市上岡本町

 飛騨高山美術館(岐阜県高山市)を運営する紀文(同)が、会員制リゾートホテル事業を手掛けるリゾートトラスト(名古屋市)と共同で、美術館を併設したホテルの建設を進めることが27日、分かった。同美術館を解体し、敷地内に新築する。2021年3月に着工、23年の完成を目指す。

 同美術館は1997年に開館し、欧州の著名な芸術家によるガラスの工芸品や家具など約千点を所蔵。北アルプスや市街地を望む丘の上にあり、結婚式場としても使われる。旅行ガイド本「ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン」では、2009年の初版から5回連続で最高評価の三つ星を獲得した。

 リゾートトラストによると、ホテル名は飛騨高山ホテル(仮称)。敷地面積は1万6500平方メートル。ホテルは地上6階、地下1階建てで、延べ床面積は2万2千平方メートル。

 かねてホテルと美術館を併設する構想を描いていた紀文とリゾートトラストの考えが一致。ホテル1階に美術館を設け、現在の所蔵品を引き継ぎ、同程度の数の作品を展示する。現在の美術館の閉館時期は未定という。向井鉄也館長は「最高の場所で美術品を見て、高山をゆっくり楽しんでもらいたい。観光がさらに発展すると期待する」と話す。


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