「光秀は部下思い」麒麟がくる時代考証の小和田氏

2020年01月29日 08:07

講演で明智光秀の人物像を語る小和田哲男さん=28日午後、岐阜市神田町、岐阜商工会議所

講演で明智光秀の人物像を語る小和田哲男さん=28日午後、岐阜市神田町、岐阜商工会議所

 岐阜商工会議所は28日、同会議所創立130周年記念事業として、歴史学者で大河ドラマ「麒麟(きりん)がくる」の時代考証を担当している小和田哲男氏による講演会「謎多き明智光秀の実像に迫る」を岐阜市神田町の同会議所で開いた。

 約400人が来場。同ドラマの主人公の戦国武将、明智光秀について、出生年や出生地、斎藤道三や織田信長に仕えた経緯など諸説を紹介しながら自身が有力だと考える説を説明した。

 信長に謀反を起こした「本能寺の変」の動機については、従来の諸説を紹介した後で「信長は源氏しかなれない将軍に平氏でありながらなろうとするなど傍若無人な振る舞いが五つあった。その非道を阻止しようとしたのでは」と推測。光秀の性格については「心優しい武将。180通ほどの文書が残っているが、部下のけがの具合を問い合わせるような手紙が多くて部下思い」と述べた。

 開会に先立ち、村瀬幸雄会頭は「歴史を学ぶことは未来を考えることになり、生き抜く知恵が見つかる。気楽に楽しんでもらいながら生き抜く知恵を見つけてほしい」とあいさつした。


カテゴリ: くらし・文化 政治・行政