岐阜大にAI研究拠点 全5学部横断、人材育成目指す

2020年01月29日 08:39

岐阜大人工知能研究推進センターの概要を説明する加藤邦人センター長=岐阜市吉野町、岐阜大サテライトキャンパス

岐阜大人工知能研究推進センターの概要を説明する加藤邦人センター長=岐阜市吉野町、岐阜大サテライトキャンパス

 岐阜大(岐阜市柳戸)は本年度、人工知能(AI)分野の人材育成や地域企業との共同研究を目的に、全5学部の専門分野を生かす人工知能研究推進センターを設立した。学部を横断したAIの研究拠点は東海地方では初めて。28日に同市吉野町の岐阜大サテライトキャンパスで開所式があり、学生らを対象にした先端ITやデータ解析の講習会や、教育学部と連携した子ども向けのプログラミング教室などの取り組みが報告された。

 同センターは2017年に開設した工学部付属知能科学研究センターを発展させた組織。医学や教育、社会インフラといった七つの研究分野を対象に、AIを活用した高度医療や教育、新素材の開発などの研究を学内はもちろん、地域企業とも連携して推進し、研究者の育成や雇用の創出、地域産業の競争力強化を目指す。設立は昨年4月1日付。加藤邦人工学部准教授がセンター長に就任し、教員46人が参加している。

 式には大学や企業、行政の関係者ら約100人が出席。森脇久隆学長は「センターは4月に新しく発足する東海国立大学機構でも重要な役割を担う。世界最先端の研究を推進することを願う」とあいさつ。加藤センター長は「研究の受け皿として、技術の発展や地域貢献を図りたい」と今後を見据えた。


カテゴリ: 教育