キウイで焼き肉のタレ 関高生、商品開発に挑戦

2020年02月06日 08:45

キウイフルーツを使った焼き肉のタレの開発を共同で進める関高校生と関係者ら=関市役所

キウイフルーツを使った焼き肉のタレの開発を共同で進める関高校生と関係者ら=関市役所

 岐阜県関市の洞戸地域特産のキウイフルーツをPRしようと、関高校(関市桜ケ丘)1年生が地域の企業や団体などと共同で、果実入りの焼き肉のタレの開発を進めている。明智光秀が山崎の合戦で豊臣秀吉に敗れた後、洞戸一帯で隠棲(いんせい)したという伝説が残っていることから「天下統一・キウイのタレ」と命名し、商品開発をさらに加速させる。

 商品開発は、同校のスーパーグローバルハイスクール(SGH)の一環。今年の1年生は「持続可能な開発目標(SDGs)とまちづくり」をテーマに活動している。

 焼き肉のタレ開発に乗り出したのは1年5組の男女7人。生徒らはキウイに含まれるタンパク質を分解し、肉を柔らかくする酵素「アクチニジン」に注目し、焼き肉のタレへの活用を模索。活動を知った焼き肉店「まるちゃん」(同市桜ケ丘)とJAめぐみの(本部・同市若草通)が試食用の肉とキウイの提供を行う支援体制も整った。

 開発中のタレには、キウイのすりおろした果肉を使うほか、ニンニクや白いりゴマ、しょうがなど10種類以上の食材が入る。

 今月4日には、商品開発が同市の進める「せきの未来・社会貢献プロジェクト」にも指定され、産官学一体となった取り組みに格上げされた。市役所での参加証授与式では、生徒代表3人らが尾関健治市長に開発の現状を説明した。今後は摘果したキウイの利活用が可能かなどを探っていく。生徒らは「洞戸のキウイは小中学校の給食などで親しんできた。商品開発に携われてうれしい」と今後の研究への意気込みを語った。


カテゴリ: グルメ 教育 経済