金融機関もマスク着用 新型肺炎、客の不安解消

2020年02月11日 07:48

マスクを着けて窓口業務に当たる職員=岐阜市神田町、岐阜信用金庫本店

マスクを着けて窓口業務に当たる職員=岐阜市神田町、岐阜信用金庫本店

 新型コロナウイルスの感染拡大で、岐阜県内の金融機関の店頭窓口で職員が感染症予防のためマスクを着用する動きが広がっている。これまで各店舗の窓口はマスク着用を原則禁止していたが、感染拡大を受け、着用を認める金融機関が増えている。銀行や信用金庫は「マスクでの接客は失礼」という意識が根強いものの、新型ウイルスは症状が出ていなくても感染を広げる恐れがあり、接客時の顧客の不安解消に力を入れる。

 岐阜信用金庫(岐阜市)は、今月3日に本店、支店の職員向けにマスク着用を励行する通達を出した。各店舗では、職員のマスク着用について周知する紙を貼り、来店客に理解を求めている。

 同市神田町の本店では、窓口の職員全員がマスクを付けて対応。担当者は「来店客の不安を解消するための措置。特に苦情はないので、理解されているのではないか」と話す。

 十六銀行(同市)は、4日から行員のマスク着用を認め、ホームページ上で告知文を掲載した。インフルエンザの流行した時期は同様の対応を取っており、広報担当者は「感染症予防の対応。着用は義務ではなく、各自の判断に任せている」と話している。

 岐阜商工信用組合(同市)も10日から職員のマスク着用を認め、ホームページ上で周知している。


カテゴリ: 医療 新型コロナウイルス 社会