医療チーム派遣、クルーズ船から搬送完了 県立多治見病院

2020年02月13日 08:09

 横浜港に停泊中のクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」で新型コロナウイルスの集団感染が起きている問題で、岐阜県立多治見病院は12日、男性医師をリーダーとする計4人の災害派遣医療チーム(DMAT)を組織し、同病院の車両1台を使ってクルーズ船から感染者2人を関東地区の2病院に搬送する業務に当たったと発表した。

 県立多治見病院によると、厚生労働省が所管するDMAT事務局から10日午後に派遣の要請があった。DMATの4人はいずれも男性の医師、看護師、業務調整員2人。10日午後8時45分に病院を出発し、11日午前6時~午後6時に現地で活動した。

 搬送作業は防護服や専用マスク、ゴーグルなどを着用して行われ、装備品は全て現地で廃棄。車両や資器材は現地と多治見病院到着後の2回、アルコール消毒を行った。DMATの4人については検温などの体調確認を続ける。

 リーダーの男性医師は「限られた情報しかない中、どう必要な準備をするかが課題だと感じた」と話しているという。

 多治見病院には、DMATの業務について市民からの問い合わせが12日午前までに少なくとも3件あり、病院は「当院に感染患者を搬送した事実はない」などと事実関係を記載した文書を玄関などに掲示し、ホームページでも活動内容を公表している。


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