県がクルーズ船感染者8人受け入れ 新型肺炎

2020年02月19日 08:13

 岐阜県は18日、新型コロナウイルスによる肺炎(COVID19)の集団感染が起きたクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」で感染が確認された人のうち、8人を治療のため県内の医療機関1カ所で受け入れた、と発表した。県内での感染者受け入れは初めて。

 県健康福祉部によると、17日午後に厚生労働省から受け入れ要請があった。18日に陸路で搬送され、午後9時ごろまでに入院した。受け入れた医療機関では、入り口や入院病棟を一般患者と分けるなど、他の入院患者や外来患者との接触がない形で対応する、としている。

 受け入れた医療機関では、今後も通常の診療を続けるという。県健康福祉部の堀裕行次長は「受け入れることで感染が広がることがあってはいけない。外来患者や医療従事者への感染が広がらないよう医療機関には徹底してもらう」と述べた。

 医療機関名について堀次長は「個人情報保護のため」として明らかにしなかった。8人の国籍や年齢、性別は18日夜の段階で確認できていないという。堀次長は「横浜港から(岐阜県は)遠いため、容体が重い患者ではないと考えている」と述べた。

 県内では、隔離設備などを備えた感染症指定医療機関は5病院、30床ある。クルーズ船をめぐっては、愛知、山梨県などの医療機関で感染者を受け入れている。


カテゴリ: 医療 新型コロナウイルス 社会