愛之助さん軽やかな舞 岐阜市で特別公演

2020年02月19日 09:02

特別公演で佐藤忠信を演じる片岡愛之助さん(手前)と静御前役の澤村宗之助さん=岐阜市長良福光、長良川国際会議場

特別公演で佐藤忠信を演じる片岡愛之助さん(手前)と静御前役の澤村宗之助さん=岐阜市長良福光、長良川国際会議場

 歌舞伎役者六代目片岡愛之助さんの特別公演(岐阜新聞社 岐阜放送主催)が18日、岐阜市長良福光の長良川国際会議場であり、愛之助さんが源義経の忠臣佐藤忠信を演じる「吉野山」を900人が楽しんだ。

 吉野山は歌舞伎の三大名作の一つとされる「義経千本桜」の一場面。都を落ち延びた義経を慕い、桜が満開の山中に分け入る静御前と忠信の道行を描く。

 公演で愛之助さんは、静を守る忠信が実はキツネの化身という役を好演。動物っぽさを織り交ぜたしぐさや軽やかな舞で会場を沸かせた。静を演じる澤村宗之助さんの優美な舞踊と合わせ、盛んな拍手を浴びた。

 上演前のトークで愛之助さんは「岐阜の人は親切で熱いイメージ」と分析。昨秋に中津川市の常盤座で地歌舞伎に触れた逸話も明かし、「すごく上手でびっくりした。パワーをもらった」と話した。


カテゴリ: くらし・文化