金色に輝く駒と牌、加工技術の極み 大垣市の早野研工

2020年02月20日 08:28

金メッキ加工で美しく仕上げられたマージャン牌と将棋の駒=養老郡養老町室原、早野研工養老工場

金メッキ加工で美しく仕上げられたマージャン牌と将棋の駒=養老郡養老町室原、早野研工養老工場

 金色に輝く将棋の駒に、マージャン牌(はい)-。金属加工の早野研工(岐阜県大垣市多芸島)が手掛けるスチール製の小物「極み」シリーズが、地元のふるさと納税の返礼品に採用されたほか、大手雑貨店で取り扱われるなど注目を集めている。

 同社は建設機械や鉄道車両の部品などを受注生産する中で、高精度な金属加工技術をPRしようと、10年ほど前に自社製品づくりを始めた。2016年に発売した「極み 金の牌」は、精密加工機による削り出しと図柄の彫刻、さらに職人の手作業による丁寧な研磨を経た上での金メッキ加工で美しい光沢を実現させた。マージャン大会での賞品やインテリアなどとして引き合いが多かったため、形状がより複雑な将棋の駒の製作に乗り出し、昨年に「極み 金の駒」が完成した。

 金の牌は、養老工場がある養老郡養老町でふるさと納税の返礼品に採用されたほか、東急ハンズ名古屋店(名古屋市)が開業20周年に合わせた土産品コーナーの拡充の中で金の牌と駒を取り扱うことを決めた。早野文仁社長は「縁起物としても活用してもらえたら」と話し、訪日外国人旅行者向けの土産品需要も取り込みたい考え。

 金の牌は重さ約50グラムで図柄に関係なく1個5300円(税別)。金の駒は最も大きい王将が35グラムで1万1500円(同)のほか、1人分の駒20個のセット販売もある。問い合わせは同社、電話0584(89)6598。


カテゴリ: くらし・文化 経済