動物の命を守りたい 譲渡会や無料健康診断

2020年03月04日 08:32

譲渡会で犬と触れ合う子どもら=大垣市本今、岩田ペットクリニック駐車場

譲渡会で犬と触れ合う子どもら=大垣市本今、岩田ペットクリニック駐車場

 犬猫の譲渡会や無料健康診断などを通して、動物の健康と命の大切さを学ぶイベントが、岐阜県大垣市本今の岩田ペットクリニック駐車場の特設会場などで開かれた。参加者は動物と触れ合い、命の重みを考えた。

 イベントは各務原市を拠点に保健所に収容された犬猫を引き取り、里親を探す活動をしている団体「各務原飼い主探し隊」が主催。開業30周年を迎える同クリニックが企画、協力した。

 譲渡会の対象は、側溝で瀕死(ひんし)状態で見つかった犬、工場の敷地内に捨てられていた猫など同団体が引き取った計約20匹。訪れた家族連れらは、ケースに張られた動物の年齢や性格などが書かれた紹介カードを見たり、頭をなで触れ合ったりした。数人が譲渡希望用紙に記入。今後は犬猫の里親希望者と同団体のメンバーが話し合い、正式に譲渡するか決める。

 同クリニックの利用者から寄贈された動物の服やおもちゃを販売するフリーマーケット、岩田宮明院長(57)による犬の肥満度や口内の健康状態を確認する無料健康診断もあった。

 同団体の森美紀子代表(63)は「1匹でも多くの犬猫を救いたい。実際に動物に触れることで命の大切さを知ってもらえれば」と願った。岩田院長は「今後も継続したい。殺処分ゼロを目指す」と力を込めた。

 フリーマーケットの収益金は、同団体に寄付されペットフードの購入費などに充てられる。


カテゴリ: くらし・文化 社会