2週間ぶり児童登校 岐阜市登校日

2020年03月17日 07:59

休校が続く中、初の登校日で校舎に向かう児童たち=16日午前8時22分、岐阜市木ノ本町、徹明さくら小学校

休校が続く中、初の登校日で校舎に向かう児童たち=16日午前8時22分、岐阜市木ノ本町、徹明さくら小学校

 新型コロナウイルスの感染拡大防止の休校措置が続き、岐阜県内の多くの公立小中高校が修了式を行わない。このうち16日が登校日だった岐阜市の小学校では、クラスの仲間と過ごす最後の日となった。2週間ぶりの再会に児童からは「友達と会えてうれしい」という声も聞かれたが、成績表などを受け取ると慌ただしく下校していった。

 岐阜市は26日に予定していた修了式を行わず、16、17日に登校日を設けた。感染予防のため、1教室で集まる人数を10人にとどめるため時差登校にした。在校時間も1時間以内とし、マスクの着用やアルコール消毒も徹底した。

 同市木ノ本町の徹明さくら小学校では全校児童約310人を2日に分け、さらに午前と午後に分散して登校させる。第1陣の児童は午前8時半ごろに登校。みぞれが降る寒い朝だったが、久しぶりの登校に声を弾ませ、教員らに元気にあいさつしていた。養護教諭から健康状態の確認を受け、教室では接触を避けるために2メートル以上離れて着席。担任から通知表を受け取ると図工作品など荷物をまとめ、わずか30分ほどで下校した。

 5年の男子児童(11)は「いきなり休校になって寂しかった。学校がある時と同じ時間に起きて勉強もしている」と自宅での様子を話していた。笠原康弘校長は「自宅待機が続き、子どもたちのストレスを心配していたが、明るい笑顔に安心した。残りの休校期間も健康に気を付けて過ごしてほしい」と願った。

 県教育委員会によると、小中学校は大垣市、瑞穂市、関市など23市町村が修了式を見送った。登校日も設けない郡上市は在校生には新年度に成績表を渡すという。12市町が修了式を行うが、山県市は1時間以内に短縮、多治見市では登校日扱いにするが全校が一堂に会する形は取らない。日々状況が変わる現状から、海津市、恵那市など7市町は対応を検討中という。公立高校も当初予定の修了式は実施しない。春休み中の登校日設定や修了式も行わず、新年度に成績表を渡すなどの方法をとる方針。


カテゴリ: 教育 新型コロナウイルス 社会