同居の3人陰性、岐阜市の感染男性 新型コロナ

2020年03月19日 08:20

  • 対策本部会議で職員に指示を出した柴橋正直市長=18日午前7時51分、岐阜市役所 
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 岐阜市は18日、市内在住の50代の自営業男性が新型コロナウイルスに感染していることを確認した、と発表した。県内での感染確認は3人目。現在は市内の感染症指定医療機関に入院しており、発熱やせきなどはあるが、重症ではないという。男性は発症前、米ニューヨークに渡航していた。

 濃厚接触者は同居の家族3人と県外在住の家族1人。岐阜市は同日、検体検査で同居の3人は陰性と確認した。県外在住の1人は、居住する自治体に検査を依頼した。

 市などによると、男性は今月4~9日に県外在住と同居の家族の計3人でニューヨークを訪れた。帰国した9日に倦怠(けんたい)感、11日から37度台の発熱やせきの症状が出た。14日夜に熱が38度台まで上がり、15日に市内の医療機関を受診。症状が改善しないため17日に再び受診した際、肺炎の症状が見られたため、検体検査をして陽性と判明した。男性には既往歴があるが、重症化につながるものではないという。

 男性は、米国からの復路で成田空港から中部国際空港まで航空機を利用し、中部国際空港からは名鉄電車に乗って笠松駅で下車、車で帰宅した。9~17日は、医療機関を受診する以外は自宅で静養していた。医療機関には2回とも車で訪れ、マスクを着用していた。

 市は男性が受診した医療機関のスタッフの接触状況などを調べているが、18日夕の段階で症状がある人はいないという。

 市は18日、柴橋正直市長を本部長とする対策本部会議を開き、柴橋市長は「(全国で)海外に渡航して帰国した人が陽性というケースが増えている。市としてあらためて海外渡航への注意喚起を行いたい」と述べた。


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