岐阜の感染、8人に 30代女性、飲食店で接客

2020年03月23日 21:24

 岐阜県と岐阜市は23日、県内で新たに20~70代の女性3人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。岐阜市の30代、可児市の70代、各務原市の20代の女性で、軽症または無症状という。一日に3人の感染が確認されたのは岐阜県ではこれまでで最多で、県内の感染者は8人となった。岐阜市の30代女性はフィリピンから帰国後に発症し、発症後も飲食店で接客の仕事をしていた。市は飲食店を中心とした感染拡大がないか、接触者の確認を急いでいる。

 市によると、30代の女性は軽症。9~12日に同行者3人とフィリピンへ渡航。13日以降、倦怠(けんたい)感が出たり発熱したりしたが、21日までの数日間、マスクを着用して飲食店で接客した。

 感染リスクの高い濃厚接触者は、同行した3人。症状はないが検体検査を行う。

 市は、公共交通機関の利用歴や、接触者の有無などをいずれも「調査中」としている。店の所在地なども公表せず「周知するかどうか検討する」としている。

 県によると、70代と20代の女性はそれぞれ、22日に感染が確認された可児市の70代男性の妻と各務原市の20代男性の妻。70代女性は軽症、夫と共にスペインなどへ渡航していた20代女性は無症状。

 可児市の夫婦の接触者は美濃加茂市の医療機関の医師ら計11人で、いずれも症状はない。また各務原市の夫婦は、海外からの帰宅時に名鉄新鵜沼駅からタクシーを利用したが、運転手に症状はない。

 一方、17日に陽性と判明した岐阜市の50代自営業男性の接触者は医療機関などの計31人で、全員に症状はない。市によると、男性は米ニューヨーク帰りの9日、名鉄中部国際空港駅を午後8時17分発、笠松駅に同9時18分着の電車の2号車に乗車していた。


カテゴリ: 新型コロナウイルス 社会